だからゲームを否定する人が許せない

今日テレビで最新の小学校の教科書を見た。

今の教科書って…カルチャースクールのテキストみたいなのね…

国語の教科書に4コママンガの起承転結がバラバラになったものが載っていて、「これを順番に並べよう！」って…
これは国語の勉強になるの？

また社会では、箱根の寄せ木細工を作る工程を10ページに渡って紹介…
そして「箱根駅伝に興味を持とう」か…
う～ん…日本の伝統工芸に興味を持つのはとても大事な事だけど…ほぼ写真のみで、ただでさえ昔より薄くなっている教科書を10ページ割いて学ばせる事だろうか？

全体的に文字の少なさが物凄く気になったな～。
たぶん「教科書は文字ばかりでつまらない」っていう、昔からの子供の意見に迎合したんだろうけど…教科書が迎合してどうするっっっ!!!!!!?
教科書なんて僕の頃からクソつまらなかったわ！文字ばかりだし書いてある事だって難しかったし！
でも一応(算数以外の)勉強に僕が興味を持ったのは教科書からじゃなくて、全てファミコンがきっかけだったんですよ！
「ドラクエに出て来る面白い言葉使いを勉強したい」とか、「信長の野望に出て来る武将や、戦についてもっと知りたい！」って欲求から国語や歴史に興味を持ち、そこから教科書を深く読むようになったんだけど～！

…なんだか作り手側のお偉い方々の「何とか勉強に興味を持って欲しい！」っていう必死さの空回りと、興味を持つってそういう事じゃないっていう事との、何とも言えないボタンの掛け違い感を強く感じたな～。
今日見た教科書は、とりあえず授業に集中させよう・興味を持たせようって気持ちだけが全面に出過ぎている気がしてさ…
これが昨日書いた中学生たちを生み出した根源なんじゃないか？って…

尤も、演劇系専門学校が最終学歴のお馬鹿さんに言われてもアレだろうけど。