ハッキリ見えない方が良い事もある

今週の一言に書いたけど、最近テレビで流れる恐怖ビデオって、ちっとも怖くないんだよなぁ〜…何ていうか、カメラワークや演出に作りが見えちゃうのと、「ここでこんな感じにオバケの声とか入れればより怖いだろ？」っていうような、作り手側の意思を感じてさ…
う〜〜ん。子供の頃、この時期になると「あなたの知らない世界」が放送されていた。そこで流れる再現VTRは、最近の恐怖ビデオより完全な「作り」だったけど、あの番組からは極端に言えば「あざとさ」を感じなかったんだよな〜。そして物凄く怖かったし、凄い話の時は１、２滴チビってたもの（御免なさい。本当はもう少しチビってました）。…なんだろう？ハッキリ見せようとし過ぎるんじゃないのかなー？それにデジタル機器ならいくらでも細工出来るんでしょ？まだCGなんてものが存在しなかった頃の映像の方が何か怖いんだよねー…最初の「死霊のはらわた」は本当に怖かった!!そして気持ち悪かった!!!思えば小学生の時、今はもう無くなった「飯能松竹」に、一人で観に行ったっけなー…今だったら絶対R-15指定だろうなー。
そんな訳で、最近は恐怖映像より怖い話の方が聞きたい。話なら頭の中でいくらでも想像出来るから。