かわむら拓央のBLOG(ダメ人間の生態観察日記)です
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今から20数年前のお正月。当時小学4,5年生だった僕。あの頃はまだあちこちにあった近所の空き地の一つで友達と凧揚げを散々にした後、家に帰って「さて、ゲームでもやるかなぁ〜」とカセットをしまっていたケースに目をやると飛び込んできたのが、その約一週間前のクリスマスに発売された、当時最新作の「ぺんぎんくんウォーズ」だった。(確か)「ゲームセンターで大人気のゲームがファミコンに移植されるぞ!」というファミマガの記事を見て買った(買ってもらった)このゲーム。実際にやってみたら、敵とボールを投げ合うのみという内容に、年を越す前に飽きがきていた…でもそこはまだまだソフトの数自体が少ない上に、財力の無い小学生がそう簡単に新しいソフトを手に入れられる訳も無い(お年玉の総額で、やっと1本買えるかどうかだったし、今後発売される作品に取っておきたかった)。「う〜ん…これしか無いか…何だかんだ言っても最新作だし。それにせっかく買ってもらったのに遊んでないと『もう飽きたの!?そんなに早く飽きるんだったらもう買わないよっ!!!』って怒られそうだし…」と子供なりに気を使って(?)、遊ぶ事にしたんだけど、「さて、どうすればより楽しく遊べるだろうか?」と考えていると、耳に入ってきたこのゲームのBGMである石川秀美さん(←確か)の「♪もっと接近しましょ!(曲名は忘れた)」。その瞬間、僕の脳に天啓が!!!「そうだ!僕が遊んでいるのを秀美ちゃんが応援してくれているって思えばっ!!!」…軽く歌を口ずさみながらゲーム再開!!(以降、脳内妄想)ぺんぎんくんにドットチェンジした僕を、客席から応援してくれる秀美ちゃん!「すっげー楽しいぃぃぃ!!!」…気がつけば最強の敵コアラを難なく撃破していた僕。その時の脳内変換の印象が大き過ぎたからか、20年以上経った今でも、「お正月といえばぺんぎんくんウォーズ」って思うようになりましたとさ。ま、だからって思うだけで遊ばないけど。そしてその脳内変換癖はいまだに治ってないし、治す気もないけど。
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