[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ぼんやりと国道沿いの歩道を歩いていたら、前方から70代くらいのおじさんが乗った自転車がやって来るのが見えた。
そこで歩道の右端に寄って自転車をやり過ごした後、再び歩き出そうとした次の瞬間…
「グイッ!」
と、右腕を引っ張られる感覚が…!
「…おいおい何だい?ひょっとして僕に一目惚れした女子大生(土屋太鳳さん似)が、僕に告白をしようとしてパーカーの右袖を引っ張っているのかい?」と思っていたら、その直後に…
「ビリッ!」
という音が…
「ん?『ビリッ!』??」と、音のした方へ目をやると…もちろん、僕に一目惚れするようなそんな奇特な女の子はいるはずもなく…代わりに僕の目に飛び込んで来たのは…
自転車をやり過ごす為に立ち止まった場所の右側に建っているお店(チェーン系の雑貨店)の、フェンスの一部が破れて針金がちょっと外に飛び出していて…それにパーカーの右袖(肘のちょっと上辺り)が引っ掛かり…横に5cmくらいビリッと破けた光景だった…!
「…おい、ゴルァ!」
も~~~う!
即お店に飛び込んで行って「おいおい冗談じゃないぞコラァ!お宅のフェンスの針金が飛び出していたお陰で、パーカーが破けちまったじゃねぇぇかよぉぉぉ!!!!!!!! ダメだダメだ!アンタじゃ話しにならないよ!店長を呼んで来い!店長を!!!!!!! その上で納得の行く対応をしてもらおうじゃないか!!!!!!!」
…なんて、そんな度胸が 僕にある訳が無い!
実際は「あ、破けた!」と気付いた瞬間…「どうしよう…お店に一言言いに行こうかな?」と迷った後、頭の中でシミュレーションを開始しまして…
僕「あの~…すみません…」
店員さん「いらっしゃいませ~」
僕「…あの、こちらの前を歩いていたら、フェンスの一部から針金が飛び出していて…パーカーを破いてしまったんですが…」
と、ここまで僕が言うと…きっと店員さんは…
「はっは~ん…さてはそうやって有りもしないイチャモン難癖をつけて、ウチから幾ばくかお金を騙し取ろうって腹だなぁ!?」
って思うに違いないから…
僕「あ、あの…別にお金がどうこうとかでは無くて…ちゃんと直しておいた方がいいんじゃないかと、一言申し上げに伺っただけなんですが…」
とだけ言って、逃げるように店を出ようかしらん…と思ったんだけど…
面倒だから止めておいた!
お得意の 「cry&sleep(泣き寝入り)」 を決め込む事にしましたよ!
…えぇえぇ…
確かまだ20代だった頃…地元を歩いていた際に、当時あったレンタルビデオ店の前を歩いていた時に、時間外返却ボックスの存在に気付かなくて…それのひさしに右まぶたを思いっきりぶつけて切っちゃって…血がボタボタ流れ出した時だって…黙ってその場を離れた事があるけれど(その時の傷は、未だに残っています)…それもこれも、僕がぼんやり歩いていたのが悪いんですよ…
あ~あ!
ラジオでメールが読まれた記念に貰ったパーカーで、もう手に入らないモノなんだけどな~!!!!
…修理するとなると…3千円くらいかかるのかなぁぁぁ?
その後、地元の桜並木を歩いていて満開の桜を見た僕は、「アマテラスが花咲の筆技を使って回ったのかな?」と思い、ちょっとニヤっとした。