VS究極生命体！

うーーーん！
何だか昨日から目が痒くなって来たぞ！って事は今年も花粉症の季節が始まったのかな!!!!!!?
花粉症もだけど…ここへ来てちょっとアレルギーの症状がちょこちょこ出て来たので、薬を貰いに地元のかかりつけのお医者さんへ行く事にした。

天気予報が言うには今日は3月並みの暖かさ。
ダウンを着たらさすがに暑いので久々にパーカーだけ着てテクテク歩く事30分強。ようやく病院に到着。
いつもは待合室に大勢の人がいるのに、今日は何故か数人しかいなかった。
「この分なら、そんなに待たなくてもすぐに順番が来るな」と思いながら、待合室の中でラジオの電波が良く入る席に座りぼんやりと順番を待つ事にしたら…

むッ!!!? 何だこの視線は!!!!!!!?

誰かが…僕の事をジッと見ている視線を感じるッ！しかも物凄く綺麗な視線をッッッ!!!!
「…どこだ？そして誰だ!!!?」と周りを見回したら…その正体は…僕の向かい側の長椅子に座っていた

赤さんだったッ！

ぐ、ぐはぁッ!!!!!

赤さんですよ！赤さんッ!!!!!! やっと首が据わったくらいの赤さん（たぶん男の子）が、僕の事をジッと見ていたんですよッッッ!!!!!!!!
え？「赤ちゃん」じゃないのかって？とんでもない！その場に存在するだけで全てが許されてしまう究極生命体を「ちゃん」だなんて呼べませんよ！「さん」ですよ！「赤さん」！

ここで以前の僕だったら、赤さんのその純粋な視線に僕の汚い心が耐え切れず、「うわ～！やめろッ!!!!!! そんな目で見るなァァ!!!!!!!」って叫びながら波紋を食らったゾンビみたいにその場でドロリと溶けちゃうところだけど！僕だってもうすぐ不惑ですよ！自分に子供がいたって全くおかしくないお年頃ですよ！ある程度の耐性は出来てますよッ！

何とか溶けずにその視線に耐えていたら…心に直接話しかけてくる赤さんの声がッ！

「おい、そこの糸目。お前一応芸能人の端くれなんだろ？だったら俺をクスリと笑わせてみろや」

ひ、ひいぃぃぃぃ!!!!!!

挑発だ！挑発された!!!!!!!!!（妄想です）
しかしッ！いくら無敵の赤さんとはいえ、38歳も年下のモンにそこまで挑発されて何もしなかったら役者がすたる！
「おぉ上等じゃ！やってやんよぉ!!!!!!」と、変顔をする事を決意！

赤さんの横に座っている、きっと僕より10歳は下のお母さんが雑誌を読むのに夢中になっている隙を見て…鼻の下を伸ばし、あごをしゃくれさせ、鼻の穴を広げて目を見開くという、トーテムポールの上から二番目の顔っぽい変顔で「どうだッ！」と、赤さんを見返す僕ッ！
そんな僕の一人奇面フラッシュをジーーッと見ていた赤さんだったんだけど…5秒くらい見たところで…プイッと

そっぽを向かれた…

…

ひでぶッ！

「そっぽを向く」という予想外の攻撃に思わず「ボンッ！」と爆発!!!!!
やはり恐るべき！恐るべき存在だぜ、 赤さんッッ!!!!!!!!!!


帰宅後、ソチからオリンピック選手団が帰国したとのニュースを見た。
外国人記者クラブでの会見で、”アノ人”の”例の発言”をどう思うか質問された浅田選手の

「何とも思っていません。ああいう発言をしてしまった事を今は後悔してるんじゃないかと思います」

って返しに、「この一言であの失言がネタに昇華された！」と感じ、思わず 「お見事！」 って叫んじゃった！
やっぱり一流の人はコメント力が違いますねッ！