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かわむら拓央のBLOG(ダメ人間の生態観察日記)です
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映画を観て来た。

「キングコング 髑髏島の巨神」!

実は、初代「キングコング」の吹き替え版を日本で最初に演出したのが、僕の専門学校時代の恩師なんだけど…ゴメンなさい…キングコング作品を観るのはこれが初めてです!

以前、他の作品を観に行った際に流れた、この作品の予告版を観た時の僕の感想は…

「怪獣大決戦モノなのかな?」

だったんだけど… それだけじゃなかった!

時代設定が「ベトナム戦争が終結した日」という事や、劇中の「他人の家に勝手に入って来られて爆弾を落とされれば誰だって怒る」、「敵なんてこちらから探しに行かない限り、最初からどこにもいないのかもな…」という台詞を聞いた瞬間に…

「あ!これは、第二次大戦以降に世界各地でアメリカが行って来た戦争を批判する作品なんだな!」

という事に気付いた。

…それを特に感じたのは、巨大クモが登場するシーンで…
今回の作品、常に先に手を出すのは(一部を除いて)人間側で…島の巨大生物たちは「ただ偶然そこに居ただけ」だったり、「そこを歩いていただけ」だったのに…まぁ~!人間達から酷い目に遭わされまして(尤も、巨大クモも”歩いていただけ”とは言え、余りに巨大なので…うっかり人間を踏んじゃったりはしているんだけど)…
また、巨大ナナフシが出て来る所でも…ナナフシは「そこでジッとしていただけ」だったのに、これまた「パンパン!」と撃たれるという…
…何と言うか、戦争ドキュメンタリーや、以前「アメリカンスナイパー」を観た時と同質の、「う~~ん」ってモノを感じたなぁ…

また、サミュエル・L・ジャクソン演じる「大佐」の、「敵は徹底的に叩き潰す!」という「”いかにも”なマッチョ思想」も「う~~~~~~ん」って思ったなぁ…!

こういった「巨大モンスターが大暴れ!」な作品は、映画館のスクリーンで観るに限るので、興味のある方は是非観に行ってもらいたいです!


…ただ!

僕は4DX版を観に行ったんだけど、作品の内容と春休み期間中という事もあってか、身長制限ギリギリで4DXを利用出来るくらいの子供を連れた親子客が結構いて、僕の右隣にも小3くらいと小5くらいの男の子と、明らかに僕より若いと思われる母親の親子客が座っていたんだけど…

この3人がうるさくて!

本編が始まってもお喋りを止めないし、静かなシーンなのにヒソヒソ話をし出したりと…

家でビデオ観てんじゃねーんだよ!

…またこの母親が…子供が喋りだしても注意するどころか…会話に応じて…ずーっとイライラしていたけど、ここで僕が「静かにしてもらえます?」と言おうもんなら…「映画館内で声掛け案件」で逆に僕の方が怒られちゃうんでしょッ!!!?

上映後、「子供が喋っちゃうのは仕方が無いとして…せめて親はそういう時に注意しなさいよ…」と思いながら軽くプリプリしてスクリーンから出ようとしたら…従業員さんから「お客様」と呼び止められた…
「?」と思った僕に従業員さんは…

「あのぉ…3Dメガネを掛けたままですが…」

と一言…

…道理で、「ちょっと景色が薄暗く見えるな~」と思ったわ!
その後、顔を真っ赤っかにしてメガネを外し、大急ぎで映画館から逃げ帰りましたよ!
そして、家につくまでの間、僕の頭の中ではずーっと、ファミコンの名作アクション「キングコング2 怒りのメガトンパンチ」のメインBGMが、エンドレスで流れ続けました!
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プロフィール
HN:
かわむら拓央
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
散歩・猫・ゲーム・読書・酒・ラジオ
自己紹介:
街でニヤニヤしながら猫を見ている糸目がいたら、それはたぶん僕です。
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