身近な「世の中の仕組み」

散歩の途中、地域で大きな神社のお祭りをやっていた。ただでさえ狭い道なのに、出店や見物人の人込みで更に狭いの何のって!!ま、楽しい気持ちになったからいいんだけど。
たこ焼きやじゃがバターなど、お馴染みの出店の中に、やっぱりこれもお馴染みの「ハズレくじなし」と大きく書いた看板をつけた、くじ屋もあった。そして、今も昔も変わりなく、やっぱりお店の前にはたくさんの子供達が群がっていた。当然、男子ばかりが。どんな景品があるのかちょっと覗いてみると、「うまい棒」「多分、遊戯王のだと思われるカード」「エアガン」「DSやPSPのソフト」「DS、PSP本体」そして一番の目玉「PS3本体」。…う〜〜ん。多分、この子達は全員PS3を狙っているんだろうなぁ…でもね、何回やっても遊戯王カード以上は出ないよ。…いや、「確率的」にじゃなくてさ…そしてその事を知った時、君達は大人の階段を一歩登る事が出来るよ。ひょっとしたら今は「きっと幸せは誰かが運んでくれる」と信じているかもしれないけどさ。でも仕方が無いのよ。向こうも商売なんだからさ…
実は僕の知り合いに、そういったバイトをしている人がいて、その人から高価な景品が必ず箱の状態で飾られているのにも訳があるって聞いて、その訳を聞いた僕は「おーーー！」と唸ってしまったんだけど、どんな訳かはちょっと言えません！
…ふと思ったんだけど、もし僕に子供が出来たとして、くじを引きたいって言い出したら、そのカラクリを知っている僕は果たして引かせるのだろうか？…う〜〜ん、引かせるか？引かせてからカラクリを説明するか？…それにしてもくじ屋に群がるのは何故男子ばかりなのだろう？今は女子だってゲームをやるから、PS3を見たら欲しいと思うだろうに…その辺が、男子は馬鹿な所か…