僕なりのツッコミ

今日の某新聞に僕が以前書いた、「ゲーム脳を唱えてる教授さんは、今の脳トレゲームブームをどう見てるんだろう？」って事に若干触れている記事が載っていた。
記事全体の内容は「脳ブームに乗り過ぎないようにしましょう」って感じだったんだけど、教授さんの意見は「ゲームも１日15分ならOK」だってさ。今までは「ゲームは一切ダメ！」って論調だったのにね。
「ゲーム脳」、記事を読めば読むほど「おいおい？」って感じた。「論文を書いていない」とか「実験に使った脳波計が、教授のお手製だった」など色々ツッコミ所がある中で、僕が一番「えぇ!?」って思ったのは、ゲーム脳論の第一条件である「ゲームを一日７時間以上やる子供は〜」という部分。それは「７時間以上ゲームをやる」って行為が問題なのではなくて、「７時間以上ゲームをやれる」というか「ゲームをやるしかない」って家庭環境の方に問題があるのでは？第一、一日7時間もゲームをする時間なんてあるの？例えば小６の子供で、睡眠時間を7時間として考えると、ちょっと遅いけど０時に寝たとして７時に起床。学校には16時位までいる。7時間ゲームをするにはこの後は、食事と入浴の時間を1時間だけ取って、テレビも見ないでずーっとゲームをし続けないといけないわけでしょ？現実にそんな子っている!?僕が一番ゲームをしていた小6の頃だって、一日３時間以上は出来なかったし、これでもかなり長い方だと思うんだけど…？…まあ、こんな事を書いたら、教授の論法では「ゲーム業界から支援を受けている回し者」って言われちゃうんだろうけど…
ふと気付いたんだけど、教授が認めた「1日15分」って数字は、ある事を示唆している気がする。今一番売れている「DSトレーニング」に入っているゲームを一通り遊ぶのにかかる時間は、（僕の場合だけど）大体15分。…これはひょっとしたら教授、「DSトレーニング」で遊んでいるのでは……!!?