♪ダイヤルダイヤルダイヤルダイヤル！回して～

ちょっと前から流れていて気になっていた「全国子ども電話相談室リアル」の番宣CM。
何でも「声優になりたい」という夢を持った中学生の女の子からの相談を放送するとの事だったので、今朝ちょいと早起きして聴いてみた。

相談の内容を要約すると

・地元に学校や養成所が無いので、家にいながらプロになれる方法はないか？
・自分は飽きっぽい性格なので、続けられるか分からない。
・出来れば１０代でデビューしたい

と、こんな感じだった。
う～～ん。１０代でデビューしてる人はほとんど子役からやってる人達だし、そうでない人は余程の幸運の持ち主だからねぇ…まあ、まず無理ですわなぁ～…
「地方に住んでいるから専門学校にも養成所にも通えない」っていうのも、実際、地方から出て来てバイトしながら勉強している人は数え切れないほどいるんだし、ご両親が役者になるのを反対しているならともかく賛成しているんじゃ理由にならないし（訛りから察するに東京寄りの北関東の子じゃないかな～？）…
自分の手に負えなくなるとすぐ「や～めた」ってなっちゃうって話を聴いた限り、「飽きっぽい」っていうより「諦めやすい」性格みたいだし…

あとこれだけは勘違いしないで欲しいのは「声優」って職業は本当は存在しなくて、「俳優・役者」っていう大きなカテゴリーの一部に過ぎないんだよねぇ～…
今回の相談者も「洋画を観て最初は女優さんになりたかった」って発言があったけど、いやいや！あなたが目指しているのが正に「女優」の仕事ですよ！
あと、どうもこの発言の中に「声だけなら簡単だから自分でも出来るんじゃないか？」って考えがあるような気がしてさ（尤も本人がハッキリ言った訳ではないので、あくまで僕の推測だけど）…

ただ、現在自分に出来る滑舌・発声の練習や筋トレ、簡単なお芝居の勉強をやっているって頑張りは凄いと思った。
何にせよ、夢を持たずにダラダラ生きている子より、夢に向かって頑張っている子は応援したいな～。

この番組、「We are 親戚！」を合言葉に全国の大人からアドバイスを募集しているようで…放送中、司会の方が「ひょっとしたらプロで仕事をしている人が聴いているかもしれないからね～！」って言っていたけど…う～～ん。

聴いてるね～！

…アドバイスしてみる？泥まみれな内容になっちゃうかもしれないけど？「We are 親戚！」に対して、I am！

頻繁に金を無心に来る親戚のオッサン！

って事で！

しかし、子ども電話相談室って、知らない間に随分シリアスな番組になっていたな～！
僕が子供の頃は子どもが本当に気楽にかけてきた質問電話に対して、専門家の先生が本当に専門的な説明をしちゃって子どもが置いてけ堀にされるって番組で、そこが面白かったのに。
タイトルに昔の番組主題歌の冒頭を書いたけど、そうだよな～…もう電話はダイヤルを回すんじゃないもんな～…
これも色々と時代の流れか。