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かわむら拓央のBLOG(ダメ人間の生態観察日記)です
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…ファミっ子世代の僕らにとって…今日は記念すべき日!

ドラクエ1発売からちょうど30周年!

小学4年生だったある冬の日。
毎号購入していた「ファミリーコンピュータマガジン」、通称「ファミマガ」に載った記事を初めて見た瞬間…

「…これは絶対に面白い!」

と直感したゲームこそ…

「ドラゴンクエスト」だった!

しかし、そこに書かれていた「本格RPG」という謳い文句を見た僕はちょっと混乱をしてしまった…
というのもその年(1985年)に、「ドルアーガの塔」と「頭脳戦艦ガル」という、「RPG」を名乗る2本のソフトが発売されたんだけど…

アーケード版が大好きで、ファミコン版が発売されると同時にソフトを購入し、「裏」まで遊びまくったドルアーガは、「アイテムを集める事で強くなって行く」ってシステムだったので…「こういうのをRPGって言うのかな?」と思っていたら…その後にデービーソフトから発売された「頭脳戦艦ガル」は…どう見ても シューティングゲーム で…
僕の中で「RPGってアクションなの?シューティングなの!?」って、ジャンルの定義がよく分からなくなっちゃいまして…(ただ後に、ガルは敵を倒していくとパワーアップするってシステムだった事を知ったし、ドラクエはアクションでも無かったけど)

しかし、「キャラクターデザインは鳥山明さん!」という事だけで、その面白さを直感した僕は、それから1日100円の小遣いを1円も使わずにせっせと貯金箱に入れ始めまして(思えばこれが、僕が自分の小遣いで買った最初のゲームだった)。

発売日が近づくと、テレビから重低音のBGMと共に「今、新しい伝説が生まれようとしている…」という銀河万丈さんのナレーションが流れ…画面に「CAST」と出た後に「ANATA」と表示され、「ジャジャーン!」という効果音の後に加工された「ド・ラ・ゴ・ン・ク・エ・ス・ト」という声が流れ、最後に「エニックス!」って言うCMの放送が始まったんだけど、それを見る度に僕は「何か、物凄いモノが生まれる瞬間に立ち会おうとしている!」って感じがして、ワクワクしたんだよな~!

そして発売当日の1986年5月27日!

学校から帰宅後、予約をしていた地元のおもちゃ屋さん「丸見堂」へ自転車でダッシュ!
真ん中に、ドラゴンに立ち向かう勇者のイラストが描かれた、黒を基調にした箱を手にした瞬間、「今日から僕はロトの勇者だ!」って思ったのを覚えてるわ~!(ちなみに、ドラクエを始めてしばらく経った頃、8つ上の兄から『ドラクエってどんなゲームなんだ?』と聞かれた時、『伝説の勇者ロトの末裔になって、竜王を倒す冒険に出るゲーム』って答えたら…『じゃあ、お前はうちの子じゃなくなるんだな!? だってロトの末裔なんだろ?』とからかわれて、子供心に『つまらねぇ事でケンカ売ってくんじゃねーよ』と思った事も覚えている)

最初の内はスライムを倒すのも大変だったのに、レベルが上がる度に徐々に強くなって行って…ドラゴンを倒してローラ姫を救い出した時は「待ってろ竜王!」って思って、物凄くテンションが上がったっけ!そしてローラ姫を連れて何気なく宿屋に泊まったら…

「ゆうべはおたのしみでしたね」

って、宿屋の親父からいつもと違う事を言われた事に気付いた瞬間も、「”おたのしみ”って…”11PM的”な事かッ!!!?」と思って、物凄くテンションが上がったんだよな~!!!!!!!(こういうスケベ系のネタを入れてくれた事に、何だか大人扱いしてもらってるような気分になれて嬉しかったんだよな~!)

そしていよいよ竜王の城に入り…強力な攻撃をしてくるモンスター達を何とか倒しながら…下の階に行けば行くほど重く、低くなって行くBGMに「竜王は近い!」と緊張感が増して行って…!
最下層の地下7階についたら急に周りが明るくなった事にビックリしたけど、遂に竜王と対峙した僕こと勇者「たくおう」!

玉座に座っていた竜王に話しかけたら…

「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを おまえにやろう」

と言われて、「はい」「いいえ」の選択肢が表示され…まあ、勿論選びましたよ。

「はい」

を。
…その結果は…もう有名すぎるので書くのを省きますが…

翌日 (『はい』を選んだ結果、起きた事態のショックから立ち直るのに1日を要した)、改めて竜王と対峙し、今度は迷わず「いいえ」を選択。

思ったよりあっさりと倒せたと思ったら… 竜王が本性を現しやがった!!!!!!!

強い~!滅茶苦茶強い~~~!!!!

べホイミ(1ではべホイミが最高の回復呪文だった)を何度も何度もかけてHPを回復し…

死闘の末ようやく勝った!

エンディングでローラ姫と共に旅立つ勇者「たくおう」。
その姿を見た僕は、「世界を救った」という充実感で一杯だったっけ…!

と、当時の”ファミっ子”たちを「世界を救う勇者」にして、これだけの大冒険をさせてくれたドラクエだけど、その容量は10年位前のケータイで写メ1枚送る分しか無かったと大人になって知った時は、メダパニをかけられたくらいに混乱したわ!
…凄いね。堀井雄二さんって本当に凄いね!

「復活の呪文ノート」を母に見られた時、そこにならんだ平仮名の羅列を目にした母から「…拓央、大丈夫かしら!!!?」と本気で心配されたのも良い思い出だし、他のシリーズに関する話も枚挙に暇が無いくらいに遊んだドラクエ。
30年前の今日、偉大なRPGの誕生に立ち会えた僕は、本当にラッキーな世代だと思う!
…ただ、不惑になった未だにローラ姫的存在が、僕の実生活に現れていないんだけど…
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プロフィール
HN:
かわむら拓央
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
散歩・猫・ゲーム・読書・酒・ラジオ
自己紹介:
街でニヤニヤしながら猫を見ている糸目がいたら、それはたぶん僕です。
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