キャベツはどこへ消えた？

夕飯にキャベツを使ってスープを作ろうと、スーパーで半玉になっているのを買って来た。
さすがに半玉全部入れると他の材料が入らなくなちゃうので、さらに半分に切って残りは明日別なものに使おうとテーブルの端っこにおいておき、他の材料を切って鍋を火にかけた。
「よし、あとは煮るだけ。さあ残ったキャベツを冷蔵庫にしまおう」とテーブルに目をやったら…

…あれ、ないぞ？

あれ？おかしいな～！確かに半分に切ってここに置いたのに…
…ハッ！まさかQちゃんか!!!!? いつの間にかQちゃんが入って来て透明になって隠れ、僕がちょっと目を離した隙にキャベツをパクッといったのか!!!!!? あ！Qちゃんって言っても元マラソンランナーじゃないよ！おばけの方だよ！その昔、「ワンワンパニック」っていう鬼ゲーが出た方で、マラソンゲームを出した方じゃないよ！
おいおいマジかよ～！犬の鳴き声でもマネしてみるか？もしくは靴に変身しているかもしれないから下駄箱を探してみるか？
…と、思いながらふと鍋を見ると…四分の一玉しか入れていないはずなのに、明らかにキャベツの量が多いんですよね～～～…
まあその後すぐ気付いたんだけど、お察しの通り無意識の内に全部切ってたみたいで…

道理で鍋からキャベツがあふれそうになってるわけだ！
…火をかけて間もなかったから鍋に入ったキャベツを半分くらい出して冷蔵庫にしまったけど…

僕、マズイですかね!!!!?

…少しずつポンコツになって行ってるな～…


買い物帰り、20代前半くらいのにーちゃんが、吸っていたタバコを横方向へポーイと捨てる瞬間を目撃！しかも火が点いたままのを！
何だか「俺カッコイイ」みたいに神妙な顔つきで歩いてたけど、僕にはウンコがべったりついた顔にしか見えなかったね！
すれ違いざま「ええ～～！」って言って、そいつが捨てたタバコをしっかり踏ん付けて火を消してやったけど、我関せずな顔で去って行ったよ。ウンコべったりな顔で。
その後姿を見ながら「これから一生、週一ペースでカラスにウンコかけられろ！」って呪いをかけておきましたとさ。

やっぱり僕、マズイですかね？