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かわむら拓央のBLOG(ダメ人間の生態観察日記)です
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ダイエーがなくなるというニュースを聞いて、かつて地元にあったダイエー、そして忠実屋の事を思い出す。

かつて、東飯能駅の踏み切り近く、国道299号線沿いに建っていた3階建てのビルが忠実屋だったんだけど、僕の人生で最初にはっきりと覚えている記憶は…ここで”人生最初のレコード”(今の若い連中に『最初に買ったレコードは何?』とうっかり聞く度に、『レコードじゃないっすよぉ!CDですよぉぉぉ』ってお爺ちゃん扱いされるのが物凄くムカつく。本筋とは全く関係ないけど)を買った事で、そのタイトルは

小林幸子さんの「おもいで酒」!!!!

この曲が好きで好きで仕方が無かった僕は、お年玉を握り締めて忠実屋の3階レコード売り場へ行き、店員のおばさんに「おもいで酒のレコード下さい!」と告げて買ったんだよなぁ…
ちょっと調べてみたら、おもいで酒が発売されたのは79年の1月。って事は…え!!? 3歳!!!!?
…自分の人生であまりにも大きな出来事だったから覚えてるのかなぁぁぁ…?

そして同じ頃、世間には一大ラジコンブームが吹き荒れていて、忠実屋の屋上でも「コースをどれだけ速く走れるか」を競うラジコン大会が開かれたんだけど…その頃から目立ちたがり屋だった僕はラジコンなんか触った事も無いくせに、何を考えたか「ラジコンなんて簡単に操縦出来る!」と思って飛び入りで参加して…
まー!もちろん真っ直ぐ走らせる事も出来ないまま失格になったんだけど…そんな僕に観客の保護者達が「かわいいねー!」とか「がんばったぞ!」って言った事に対して…「僕が子供だからそう言うんだろ!」的な、何と言うか「ラジコンは上手く操縦出来ないけど許す」って空気に物凄くイライラしたんだよなぁ…まあ、何て嫌な子供だったんだろう!

時は流れて10歳の頃。
僕ら昭和最後のガキ世代は絶対避けて通れない、 5段変速ギア付き自転車 が日本中の男子の間で流行ったんだけど、この自転車に更に、自転車に付けた所でほぼ何の意味も無い スピードメーター をカスタマイズするのがステータスってブームがやって来まして。
ご多分にもれず僕も自分の愛車(もちろん5段変速)にこのスピードメーターを付けたくて仕方が無かったんだけど…ブームのせいでスピードメーターは入荷するとすぐに売り切れちゃう…
そこで忠実屋の自転車売り場(確か2階だった)へ行き、親の許可なく予約をしちゃいまして…
…もちろん店員さんからは「ご両親はOKって言ったの?」と聞かれたんだけど…僕にアマアマで頼めば何でも買ってくれた父に、商品が届いた時にお願いすれば平気だろうと思いながら「大丈夫です!」って答えて…
そして数日後、家に「ご予約の商品が入荷しました」って電話が来たんだけど…

父からかつて無いほど怒られて…

父は僕が勝手に予約した事が許せなかったんだけど…「お店に行って『買いません、ごめんなさい』って謝って来い!」って言われたんだよなぁ…
3千円くらいのものだったと思うけど、良い勉強になったなぁ…

3階のおもちゃ売り場には地域で唯一、ファミコン、セガ(SG1000やマークⅢ)、スーパーカセットビジョンの試遊台が一堂に会して置かれていて、まー!地元の小中学生が学校が終わると集まって、ワイワイ遊んでたなぁ~!

そんな頃、社会現象となったのが ビックリマンブーム!
日曜日の開店前は、忠実屋入口付近に地域の小学生が集結し、開店と同時になだれ込んでお菓子コーナーへダッシュ!
「1人3個まで」という制限のある中…僕のグループは1人6個買っていたなぁ~。
やり方は。

まず6個を一気に手に取る!→お菓子コーナーから遠く離れた乾物コーナーに行き、海苔の陳列棚の奥の方へ3個を隠す!→まず3個を買う!→いったん店を出てから再び入り、さっき隠した3個を回収!→さっきとは違うレジで購入!

って方法だったんだけど…敵もさるもの。
後に隠しているのが店員さんにバレて、「隠すの禁止!」ってなったんだよなぁ…

高校生の頃にダイエーに変わったけど、僕はストⅡや餓狼2、サムライスピリッツをやりに毎日のよう通ってたんだけど、階段の踊り場にあったゲームコーナーで、一際異彩を放っていたのは「オペレーションサンダーボルト」だったなぁ!
これは筐体に付いているサブマシンガン型のコントローラーを操作し、次々と現れる敵兵をバンバン撃ち倒して行くという、当時流行ったガンシューティングゲームだったんだけど、何が異彩かかというと…

こんなシビアな内容なのに、筐体がお子様用に小さく作ってあった事!!!!!

6~7歳児が立って遊ぶのに丁度良い大きさの筐体で、当時から今と同じ身長167cmだった僕は、両膝を床につけて遊んでたんだけど、マシンガンを撃ちまくりながら「これ、小さい子に遊ばせちゃダメだろ~!」と思っていたな~!
そんな僕のプレイを、この筐体のメインターゲット層である幼稚園児くらいの男の子がジッと見つめていたな~!
あの子ももう30歳近いだろうけど、僕の事覚えてるかなぁぁぁ!!!!!!!!

…他にもキン肉マン消しゴムやゲーム雑誌のバックナンバー集めなど、僕にとって様々な思い出を与えてくれたのが、忠実屋とダイエーのビルだったなぁぁぁ…
数年前に取り壊されて今は建売の住宅地になりつつあるけど…その前を通る度に、「もう一回ピーターパン(忠実屋とダイエーの中にあったフードコーナー)のお好み焼きやワッフルを食べながら、アイシーを飲みたいなぁ」って思うんだよな~。
アイシー懐かしいなぁ…赤と青と白のカラフルな紙カップに入っていて、白熊がアイシーを飲んでるイラストが描いてあったんだよなぁ~。
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プロフィール
HN:
かわむら拓央
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
散歩・猫・ゲーム・読書・酒・ラジオ
自己紹介:
街でニヤニヤしながら猫を見ている糸目がいたら、それはたぶん僕です。
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