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かわむら拓央のBLOG(ダメ人間の生態観察日記)です
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「お化けなんてないさ!お化けなんて嘘さ!」って考えの僕だけど、お化け映像を観るのは大好き。
「おいおい、お化けを信じていないのにお化け映像を観るのは好きってどういう事だよ?」と言われるかもしれないけれど、「宇宙人は信じていないけど、スターウォーズは観る」って人だっているし、お化け映像は「どういうアイディア」で「どうビックリさせてくれるか」や、「この映像はこうやって撮ってるな」って考えるのが好きだから。

そういう観点でその手の映像を観ていて思うのは…

カメラワークに意味ありすぎ!

例を挙げると。
お化けスポットへ肝試しに来た若者達。
建物の中でしばらくはしゃいだ後、奥の方にある一室へと入って行く一向。
撮影者が部屋の中の様子をグルリと映し「室内に誰もいない」事を見せた後、何故かカメラが部屋の片隅の一点を3~5秒映し始める。
そこで仲間が撮影者を呼ぶと、カメラをグルッとパーンしてそっちを向き、「変な物が落ちてた」など何事も無かった事を映す。
そして再び、先ほど映していた部屋の片隅へカメラをパーンすると…

そこにさっきまでいなかった女性の姿が!

とか。
子供が遊んでいる姿を撮影していた親が、何故か一瞬、自分の足元へカメラをパーン。
そして再び子供の方へカメラを向けると…

自分の子の傍に、全身が青白い知らない子供が!

とか。
うーん…何と言うか。こういうのは「13日の金曜日」で、クリスタルレイクキャンプ場のバンガローの外から「ガタッ!」と物音がして、「何だろう?」とドアを開けてみたら…「何だ猫か」とホッとしてドアを閉めると…

後ろにジェイソンが!

っていうのと同じで、そういう作品を山ほど観て来たオッサンともなると…「あ、次にドッキリ来るな」って言うのが大体読めちゃうのよねぇ…
もっとも、そう解っていてもドッキリさせてくれる映像も多々あるけど。

それと、あるお化け映像を観ていて…「これはちょっと…」っていうのが。
夜、男性二人が肝試しで地元の神社へ行くと…境内の入口に白い服を着た女性が立っていて、その女性は男性達が来たのに気付くと、境内の方へ向かって歩き出した…

男性達が境内に入ると、何故か撮影者の後を歩く友人の靴の紐が解けるという現象が…
紐を締めなおし、しばらく歩くと…再び靴紐が解けて…

撮影者がその足元をアップで映し、紐を締めなおして立ち上がった男性の顔へカメラをパーンすると…

男性の顔の真横に…真っ白い女性の顔が…!



以前、天才コント師三人組・東京03の飯塚さんが、僕も大好きな番組「ゴッドタン」の中で「コントは設定!」って名言を仰ったけど、こういう映像にも「設定」は大事じゃないのか!!!!?
…というのは、「神社」と言うのはこの国における最も「神聖な場所」、「神域」なので…そこで「肝試し」とか…そもそも!

お化けが出ちゃダメだろ!

設定!設定を大事にして下さい!

僕は、一切お化けを信じていないけど、お化け屋鋪は大嫌い。
というのは、お化け屋敷はお化けを信じていようといまいと、人の心の間隙を狙ってドッキリさせる演出がてんこ盛りの施設で、他人の前でドッキリ顔を見せるのは「女性聖闘士が素顔を見られるのと同じくらいに恥ずかしい事」と思っている僕は…ダメなんだよなぁ~!
ただ、他人様の前でドッキリ顔を見せたくないからこそ、一人で観るお化け映像でドッキリしたいので、撮影者の皆さんは「カメラワーク」と「設定」にこだわって下さい!
あと、検証のコーナーで特に何も起きなくても、昭和のオカルトブームで育った僕らは、何も文句を言いませんよ!
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プロフィール
HN:
かわむら拓央
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1975/07/04
職業:
俳優
趣味:
散歩・猫・ゲーム・読書・酒・ラジオ
自己紹介:
街でニヤニヤしながら猫を見ている糸目がいたら、それはたぶん僕です。
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