大晦日の買い物

大晦日。
家の大掃除をしていたら、爺さんから買い物を頼まれたので車で出かける。
爺さんの買い物は買う店はもちろん、買う品物の名前とメーカーまで指定して来て、指定していない店で買ったり、違う品物を買って帰ると文句を言ってくるのでかなり面倒臭い（例えばA店とB店で同じ煎餅を売っていても、メモでA店と指定してあったらそっちで買わないといけない）。

地元で一番大きなスーパーへ行くと…まぁ～！物凄い車の数！
ここ最近は元日でもお店が開いているけど、やっぱり「年の瀬」感が人を「買い物に行かなきゃ！」と駆り立てるのかなぁ？

店に入ってメモ通りに商品をカゴの中に入れて行き、レジへ向かったらこれがまた長蛇の列！
その中の１つに並びしばらく待っていたら、ようやく僕の前のおばさんの番になった。
しかしこのおばさん…

カゴ２つに山盛りの商品を積んでいて…

レジの店員さんもエース級を投入しているらしく、かなり手早く会計を進めて行くんだけど…さすがに山盛り２つ分を捌くにはちょっと時間がかかった…
ようやく会計が終わって支払いの段になったんだけど…おばさん、端数の8円をキッチリ払うおつもりのようで…

財布から1円玉を1枚ずつ出し始めたのを見た僕…
普段だったら「おいおい、こんなに混んでるんだから…小銭が増えてもお釣りを貰ってくれよぉ！」と、持ち前の「スターラスターの暗黒惑星を示す表示くらい小さすぎる、人としての器」を爆発させてイライラしちゃう所だけど…

今回は仕方ない！

だって…おばさんの買った物の中に…

猫缶がたくさん入っていたんだものッ！

猫好きな良い人だったら仕方ない！もーう、コッチは支払いが終わるまで大人しく待ってますから、ゆっくり数えてください！と思っていたら、8円にまさか2枚足りないってオチまでつけるとは！さすが猫好きの良い人！

その後、次の店へ向かおうと車を走らせていたら、右折待ちの対向車が止まっているのを発見。
すでにその車の後ろに数台の列が出来ていたのと、僕の車の後ろにもまだまだ後続車が来るのとで、僕が止まって右折させてあげようと思い「パッ」とライトをつけて「どうぞ」と合図を送ったら…

その車が「パッ」とライトをつけて返して来た…

…うーん。
「どうも」って合図を送るんだったら…片手を挙げるとか…短くクラクションを鳴らすとかじゃないのかなぁ…？夜だったらライトで返しても構わないけど…
まあ、「どうも」って気持ちは分かったからいいんだけど…何だろう？この　「何～か譲って損した感」 は…
それもこれも僕の人としての器が、生まれたてのミジンコくらい小さいのが悪いんだけど。


今年も1年、こんな駄文にお付き合いいただきありがとうございました！
来年もよろしかったら見に来てください！
新年は5日から再会しようかと思っています。

よいお年を～！