テレビで劇場版カイジ2をやってたもんで

木曜日。
引越しで東京を出るにあたって、区役所へ転出届を出しに行かなきゃ行かなきゃと思ってたんだけど…「まあ後でいいや」って思っていたら…月日の経つのは早いもので…あっという間に引き払う期限が目の前に来ちゃいまして…
で、昨日の仕事帰りに出しに行こうと思ったんだけど…「そういえば転入届を出した時に渡された住民基本台帳カードって返さなきゃいけないんだったよな？」って事を思い出して。
確か財布に入れて常に持ち歩いてたはずと、財布の中を探したんだけど…あれ!? 無いぞ!!!!?
「あれ～？じゃ前に使ってた財布の中かな～？」と一旦部屋に行き、ダンボールを片っ端から開けて前に使っていた財布を発見！中を確認したら…あれれ!!!? ここにも無いぞ!!!!!!?
　
「うわ～～～！あれって結構大事なカードだったよなー!!? 無いとなると面倒な事になるんじゃないか？」って思って…「…また今度にしようかな～？」って考えが頭をもたげたんだけど…そこへ「逃げちゃダメだ！」とシンジ君が降臨。
まあ、無くしたら無くしたで…紛失届けを出した上で再発行してから返却とか…何かしら方法があるだろうと思い直して区役所へ向かった。
　
転出届の申請書を記入して順番を待つ。
その間も「あ～…何かしら方法があるだろうとは思ったけど…何だかんだで面倒臭そうだな～～…いざ順番が来て『住基カードを紛失したんですが…』って伝えたら…
　
『はぁ!!!?』
　
って事になって…『…そういう風に大事なものをすぐに失くすからモテないんだよッ！…あ～、こりゃぁお仕置きが必要だな～』って事になり…『おい！アレを持って来い！』ってなって…周囲が『ざわ・・・ざわ・・・』ってなってる所へ筒の中に針が仕込まれてる器具が持って来られて…それを指にはめられて…”血のマニキュア”の刑（カイジより抜粋）に処されたらどうしよう…」なんて妄想が頭の中にムクムクと…
　
そこへ僕の順番がッ！
　
「…あ～、血のマニキュアをやられたら…しばらくは痛くてお箸もロクに持てなくなるな～」と思いながら覚悟を決めてカウンターへ。
応対に出た男性職員さんに「あの～…住基カードを紛失したんですが…」って恐る恐る伝えたら…
　
「あ、そうですか」
　
と軽～～～い答えが…
　
き、来た！
　
「うわ～！軽く『そうですか』って言った後にお仕置きする気だなッ!!!!? 怖えぇ～～～～！」と、一人「ざわ・・・ざわ・・・」していたら…
　
「引越しをされてこの区から転出されたら自動的に使えなくなるので返却は結構です」
　
って…
　
えぇぇぇ～～～～!!!!!!!?
　
おいおい！こっちは血のマニキュアか石抱かせ、もしくはドリル状の棒が伸びて来る装置を耳につけられるくらいのお仕置きは覚悟してたってのにお咎めなしぃぃぃ!!!!!!? なーーんだ！ドキドキして損したーーーーー!!!!!!!!
…ま、日記に書くネタが出来たからいいかって事にして無事手続きを済ませて区役所を出た。
「世の中、案ずるより産むが易しだな」って事を改めて思うと共に、「…拷問関連でカイジの影響を受けすぎだな」って事も改めて思いましたとさ。