ミニミニ逢魔が時

散歩中、沖縄から東京に出て来たばかりという男性に道を聞かれた。
飯能を出て３年。毎日あちこちへ散歩に出ているお陰で、この辺一帯の道にはある程度詳しくなっている僕。細かく説明していてふと、「…あ～、もう生活の基盤は完全に飯能からコッチに移ったんだな～…」と寂しいというか独立したというか、何とも言えない感じを覚えた。
道を聞いて来た沖縄出身の青年、「ここまで何人かの人に聞いて来たんですが、お陰様で辿り着けそうです」って言ってくれた。そんな彼に「そうですか、お気をつけて」と自然に言っている自分に「あー、僕もこういう事が言える様になったのか～」と、久々に暖かいものを感じていた矢先、自転車をけっこうなスピードで漕ぎながら、携帯メールを打っているアンポンタン男とぶつかりそうになった！
謝りもしないで走り去っていったその男に向かって
　
「誰にも一切迷惑をかけない形で痛い目に遭え！」
　
と緩い（？）呪いをかける自分。その時、「僕はやっぱりハイド寄りの人間だな…」とつくづく思った…
　
今日はこんな感じで！