永六輔さんという偉大なる巨人について

いや～！今日の爆笑問題の日曜サンデー！
ゲストの永六輔さんが面白かったな～！
　
テレビ創世記の頃の話や、爆笑のお二人と今日のアシスタントだった外山恵理アナとの掛け合いは、ここ最近の放送の中でも群を抜いた面白さだったな～!!!!!!!!
　
その中でも僕が感銘を受けたのは、「自らの病すら面白おかしく伝える」という永さんの生き様！
永さんはパーキンソン病を患ってらっしゃるんだけど、そのせいで現れる色んな症状をケタケタと笑いながら話す姿に、さすがに「上を向いて歩こう」を作詞した人だな～と改めて感じた。
　
どうやら永さんは病から来る症状で、楽しさのあまり興奮して話している内に、自分が今何処にいるのか解らなくなるみたいで、そうなると喋りのスピードが速くなるらしいんだけど、今日の放送中もその症状に永さんが襲われ始めた途端、長年土曜日のラジオでアシスタントを務めている外山さんが「永さん、興奮してますね。」と一言入れてちょっと一息着かせてさ！
爆笑のお二人は勿論、聴いているこっちだってその変化に全く気付かなかったのに、外山さんだけがそれに敏感に気付いてさ！
それに対して爆笑のお二人が「え!!!? よく気付いたね!!!?」って外山さんに言ったら「解ります」と一言！このやり取りに感動したわ～！
　
最後の方で永さんが今後やりたい事として「テレビ地上波放送最後の番組に出演したい。そこで放送禁止用語を連発して消えたい」って仰ったのにはまいった！
永さんは今や大のテレビ嫌いで、徹子の部屋以外出演しないと心に決めている事で有名なんだけど、昭和のテレビ文化を創った一人として、アナログ放送の終焉と共に消え去ろうと！しかも放送禁止用語を連呼してやろうというこの気概！
　
…永さん、もうすぐ７８歳ですよ！
　
78歳でこれだけの牙をまだ持ってるカッコよさったらないわ～！
　
僕は忌野清志郎さんが大好きなんだけど、永さんの生き様も清志郎さんに重なる部分があるわ～！
永さんや清志郎さんのように、絶対に譲れない自分の信条を貫き通す生き方は本当に強くなくちゃ出来ないけど、だからこそ余計に憧れるな～！
清志郎さんのカバーした「上をむいて歩こう」も最高なんだよな～！
僕もいずれお爺ちゃんになっても、言う事は言う厄介なお爺ちゃんになりたいな～！
　
ちなみに、今日の日曜サンデーのメールテーマが「六にまつわる話」だったので、清志郎さんの名曲「JUMP」のプロモーションビデオの内容について送ってみたら採用されました～！