シャレオツ番長

大門での仕事が終わった後、どれくらいの距離歩いて帰れるかを検証する事にした。
結果は途中に松屋でお昼を食べたロスタイムはあったものの、２時間半あれば十分帰宅できる事が判明（約２万歩、14ｋｍ）。
…で、今日はその松屋で起きた事を…
　
僕が入り口近くの席で食べ始めたら、「龍が如く　クロヒョウ」の主人公みたいな感じの、シャレオツグラサンをかけたトッポイ兄ちゃんが入って来た。
店内はちょっと混んでいて、空いている席は僕の左隣と店の奥の方だけで、僕は「…うわ～、隣来るなよ～…」とおでこからアムロやララァが出す電気をビリビリ出しながら念じたんだけど、どうやらトッポイ兄ちゃんはオールドタイプだったようで、僕の念を感じなかったらしくてさ…僕の左隣の席に座っちゃった…
「あ～…きっと僕のニュータイプ能力が低いせいだ…これじゃジオングの整備をしていた技術仕官に何言われても仕方ないや…」と思いながら食事を続けたんだけど、この兄ちゃんの食い方が気になって気になってさッッッ!!!!!!
　
まず椅子に斜に構えて座り、上半身を軽く右に捻った状態で右肘をテーブルに付けたまま食べるっていう、クッチャクッチャ音を立てて食べる事と同じ位、僕が嫌いな食べ方をしていてッ!!!!!!! しかもよく見たら、箸でつまんだものを口に放り込むようにして入れているじゃないか!!!!!!!!
　
貴様に物を食う資格は無いッ!!!!!!!
　
って、僕の心の中の海原雄山先生が何度も絶叫しましたよッッッッ!!!!!!!!! おかげでその都度、ちょっと髪にメッシュが入りましたよ!!!!!!!!!
　
…どんなに美味い物を食べていても、基本的な食べ方のお行儀がなってない人を目にすると、それがたとえ他人であっても途端にメシが不味くなるよな～～…
どんなに良い服を着て高い装飾品を身に着けた所で、そういった所でお里が知れちゃうもんね～…
　
そして何より恥ずかしいと思ったのは、あの兄ちゃん、見た目が超「いかにも」なのに食べ方まで「いかにも」な事をやっちゃさ～…つまらないにもほどがあるじゃないか!!!!!?
あの格好で物凄く綺麗な食べ方をしたら、相当一目置かれそうなのにねぇ～…
あと、自慢のシャレオツグラサンをお店の紙ナプキンでゴシゴシ拭いてたけど、あのゴワッとした紙で拭いたらレンズ傷ついちゃうんじゃないのか…？それともその傷すらシャレオツなのか？
ま、どうでもいいけども。
　
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