僕が厄介なだけです…

仕事の後、街をテクテク歩いて帰っていたら、ある地下鉄の入り口付近で見た感じ70代前半のオッサンが、清掃の仕事をしているお兄さんに「〇〇に行きたいんだけど、どうすりゃいいんだよ」って言い方で道を尋ねている所に遭遇…
それを見た僕は、「…あ～、僕がお兄さんの立場だったら間違いなく、『どうすりゃいいんだよ？歩くかタクシーに乗るかすればいいんじゃないですかね？鶴仙流の舞空術が使えるなら飛んで行けばいいと思いますよ』って答えてるな～…」と思った。
　
も～～う、ホント生理的にダメなんだよな～～!!!!!
”自分が相手より上だと思うと、見ず知らずの人にも平気で横柄な態度をとる人”って！
あのオッサンがどれだけ偉い人なのか、また、この国の国家予算の何割に当たる額の納税をしているのか、一日に何京の金を動かしているのか知らないけれど、見ず知らずの人に道を尋ねる時は相手がどんなに年下だろうと何だろうと敬語を使えッッッ!!!!!!!
　
僕も20歳そこそこの頃、飯能の街をぶらぶらしていたら、後ろから一台の自動車がスーッとやって来て、僕に並んで徐行し始めたかと思ったらおもむろに窓ガラスが下りて、運転していた50代前半くらいのオバチャンがいきなり
「ねえ、秩父行きたいんだけど」
って言って来たもんだから、初期のカミーユ・ビダンくらい理不尽な事が大嫌いだった事もあって、一言こう言ってやりましたよ。
　
「行けばいいじゃん」
　
ってねッッッッ!!!!!!!!
だってそうでしょ!!!? 秩父に行く道を教えて欲しいなら、「すみません。道をお尋ねしますが秩父に行くにはどう行けば良いですか？」って尋ねればいいんであって、「ねえ、秩父行きたいんだけど」っていうのは、「私は秩父に行きたいんです」って意思表明を見ず知らずの僕に何故かしただけの話でしょッッッ!!!!!!!!!?
だから僕は「このオバチャン、秩父に行きたいのか～」って、その意思表明を受けて「行けばいいじゃん」って返しただけですよ!!!!!!!!!!
まあ何故かそのオバチャン、僕を一睨みしながら「何!!? その言い方!!!!!!」って言って窓を閉めて、荒々しく走り去って行きましたけどもッッッ!!!!!!!!
　
…あのぉ～…もしこれを読んでいる中に小学生や中学生の人がいたら、他人様に対して横柄な口を利くような人間にはならないで欲しいし、僕みたいな厄介な人にもならないで下さい！
横柄な物の言われ方をされてもちゃんと受け答えしていた、先のお兄さんのような人が正解ですよ！
　
　
…う～～ん。関西の人が作るドラマを見ていていつも思うんだけど、「キザでスカた女たらし」ってイメージの役に、必ず関東の言葉を喋らせるのは完全に偏見なので、もう止めてもらえないかな～～!!!!!!!
分かりやすい「記号」として関東の言葉はそんな風な役で扱いやすいんだろうけど、関西の言葉で喋る人にだってそういうキザな人いるでしょ!!!!?
僕は無口で口下手な関西人がいる事も知ってるし、「関東人＝キザ」って偏見を持っている人にこそ、伊集院さんのラジオを聴いて欲しいな～～!!!!!