古傷がうずくZE…

昨日、犬の事を書いていてふと思った。
　
昔、サザエさん一家の隣に住んでいた浜さん（画家）が飼っていたジュリーは、間違いなく賢いと！
　
だって！犬なのに自分で勝手に家に上がって、ソファーに足を組んで座り葉巻の紫煙をくゆらせながら、新聞読んでるんですよ!? これを天才と呼ばずして何と呼ぶ！
あと、浜さんの奥さんにソックリなおばさんが、子供の頃実家の近所にいて、僕は心の中でずーっと「リアル浜さん」って呼んでたんだけど、それは今どうでもいいですねっ！
　
これも昨日の事を書いていて思い出した…
僕の右ひざには犬に噛まれた痕があって、これは（確か）５歳の時、近所の「賢い」と言われていた犬につけられたものなんだけど…
　
ある日、幼馴染の家に行こうと歩いていた僕。
その家は狭～い路地の奥にあって、途中、門の前に犬小屋があって、路地の端まで届く長さの鎖に繋がれた犬がいる家の前をどうしても通らなきゃならなかったんです…
その犬。犬種は雑種っぽい中型犬だったけど、５歳だった僕の目にはドーベルマンと同じくらいの大きさに見えた上に、小さい子供を見るとやたらと吠えたり、前を通ろうとするとこっちに飛び出して来たりして、凄く怖い犬だった…
で、その日も僕が近寄ったら「ウゥ～～！」って「銀牙～流れ星　銀～」に出て来そうな凄みのある顔で唸り出したもんだから、怖くなってそれ以上先に行けなくなっちゃって！
　
そこで「何か気を逸らせるものはないかな？」と、半ズボンのポケットを探したら、「トライ〇ントシュ〇ーレス〇ム」のオレンジ色のやつが出て来た！
　
「こ、これだ！ガムを目の前に投げてそれに気を取られているうちに走り抜けよう！」
　
と、ナイスアイディアを思いつき、ガムを１枚取り出して包み紙から出し、犬の目の前にポイっと投げてみた！
すると「？何だこれ？」ってふうにクンクンにおいを嗅ぎ出したので、「今だ！」と僕が走り出した次の瞬間！
　
「逃がすかぁぁ～！」
　
と犬が僕の方に向って来た！その恐怖で転んだ僕の右ひざに、犬が
　
ガブッ!!!
　
っと噛み付きまして…
それから後は、自分の家で手当てを受けた所まで記憶がありません…
　
…う～～ん！それからかな～!? 飼い主が「賢い」って呼ぶ犬を信用しなくなったのは！
　
犬も好きだけど、犬は機嫌が悪いとこっちに向ってくるからねぇ～…猫はよっぽどしつこく手を出さなきゃ、かまって欲しくない時は自分から逃げてくれるからさ～！
　
お知らせ～！
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